信州環境カレッジ

学校講座

登録番号 131

楽しく未来に備える「防災×キャンプ」入門講座

本講座は「防災×キャンプ」というアプローチで、キャンプの実践的な活動を通じて災害時に役立つスキルを体験的に学ぶと同時に、「防災とは何か」「自分にできる備えは何か」といった問いに向き合いながら防災リテラシーを高める、体験型かつ探究型の防災教育プログラムです。
近年、学校教育において重視されている「主体的・対話的で深い学び（探究型学習）」の視点を取り入れ、単発の体験で終わらせず、複数回にわたる継続的なプログラム設計が可能です。自然体験と防災の視点を結びつけることで、児童・生徒が実生活に即した形で「生きる力」を養うことを目指しています。

講座のねらい

・災害時に必要となる基本的な行動力（自助力）や判断力を身につける。 ・ロープワーク、ナイフワーク、火起こし、避難生活の工夫など、キャンプ技術を防災に応用し、「生き抜く力」を体感的に学ぶ。 ・災害を自分事として捉え、「なぜ備えるのか」「どのように命を守るのか」を問い続ける探究的な学びにつなげる。 ・単なる知識の習得ではなく、災害時に「自ら考え、自ら行動できる」力を育てる。 ・多様な視点（子ども・女性・ペットを飼う家庭など）を取り入れたワークやシミュレーションも実施可能で、災害時における多様性と共助の大切さを学ぶ。 ・学校教育における防災学習を、楽しさと実用性を両立した形で深化・継続させる。