開催レポートREPORT
- 開催レポート
- 登録番号 190040101
未来のためにしっておきたい海とプラスチックの話
- 2019年05月30日(木)開催 [参加者:70名]
- 開催場所:下諏訪町総合文化センター あすなろホール
- 地域講座
- 循環型社会(3R、ごみ減量化等)
近年、海洋プラスチックごみ問題が国際的な課題となっていますが、この海洋プラスチックごみの発生源の7割は陸域(河川)とのデータもあり、多くの河川を有する上流県である長野県から、この問題に取り組むこととし、この問題への理解を深めていただくため、研修会を開催しました。
当日は、環境政策に詳しい大阪商業大学の原田禎夫准教授から、海洋ごみ問題についてご講演をいただきました。
「2050年には、海洋中のプラスチックの量が魚の重量より多くなる可能性がある。」との話もあり、また、プラスチックを飲み込んだ鳥の死骸などの写真を紹介し、このままプラごみが増え続ければ、人体への悪影響も懸念されるとし、「皆さんも、わたしたちに出来ることは何だろうと考え、できることから対策を始めて欲しい。」と呼びかけました。
原田禎夫准教授による講演
講演会会場の様子
- 講座名未来のためにしっておきたい海とプラスチックの話
- 開催日時2019年05月30日(木)15:00~16:00
- 開催場所下諏訪町総合文化センター あすなろホール
- 主催者・長野県環境部・長野県諏訪地域振興局・美しい環境づくり諏訪地域振興会議
- 講座料無料
- 主催者からの
コメント長野県としても、太平洋、日本海に流れ込む河川を有する上流県の責務として、海洋プラスチック問題に向き合うため、「信州プラスチックスマート運動」を展開していくこととしました。(詳細は、県のHP等で御確認ください。) 今後も、使い捨てプラスチックごみに関する啓発等を実施して参りますので、プラスチックごみ問題に対し関心をもってください。
REPORT - 2019.06.14